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防犯コラム

第25回 セキュリティ・安全管理総合展「SECURITY SHOW 2017」の展示会情報

2017年3月7日~10日の4日間にわたり、第25回 セキュリティ・安全管理総合展「SECURITY SHOW 2017」が東京ビッグサイトで開催されました。
来場者数は、昨年を約2,000人上回る131,442人で、2020年に開催される東京オリンピック・パラリンピックに向けてのセキュリティ強化やテロ対策、カメラや錠前にIOT※を取り入れた機器の展示物が目立ち、注目度の高い展示会となりました。
※IOTとはInternet of Thingsの略で、様々なモノがインターネットにつながり、離れたモノの状態を把握・操作ができたりすることです。

そのような中で、美和ロック株式会社が出展していた展示物に注目しました。
美和ロック株式会社の展示内容は、電気錠ワイヤレスリモート制御システム「wiremo(ワイレモ)」をはじめ、マンションの玄関ドアに採用されているグリップハンドル用後付けリモコンロック「RKPG」や後付け電動サムターン「PiACK」の後継機種で、テンキーの機能が新たに追加された「PiACK2」が参考出展されていました。
また、大型施設の非常口に設置する面付パニックバー「RPB」も展示されており、多くの注目を集めていました。

  • 外出先から施錠の確認や遠隔から施錠ができる「wiremo(ワイレモ)」

「wiremo(ワイレモ)」は、外出先からの施錠をスマートフォンアプリで確認できたり、締め忘れた場合は遠隔から施錠できるそうです。また、締め忘れを知らせてくれるメール通知機能があるため、安心して外出することができます。

警察庁の統計によると、空き巣の原因の約4割は鍵の締め忘れによる「無締り」が原因です。
「wiremo(ワイレモ)」を活用すれば、無締りが原因による空き巣被害の減少が期待できるのではないでしょうか。

出展:警視庁 住まいる防犯110番より図の抜粋

  • 大型施設内で災害が発生しても安全に避難ができる面付パニックバー「RPB」

パニックバーは、バーを押すだけの簡単な操作で解錠・開扉ができます。
災害時など、施設の中で大勢の利用者が一斉に殺到する恐れのある非常口でも、冷静に操作をして安全に緊急避難が可能になります。

簡単な操作で安全に避難できる非常用錠前が求められている中、国内にある非常口の多くは非常錠が採用されています。
一方海外では、利用者が一定数を超える大規模施設には、パニックバーの設置が義務※付けられています。年々増加している外国人観光客にとっては、パニックバーが一般的です。
※国や州により法規は様々です。

2020年に開催される東京オリンピック・パラリンピックの備えとして、誰でも簡単に操作できるパニックバーなどといった製品を導入することも重要なことではないでしょうか。

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