防犯コラム
空き巣が狙う家 - 防犯対策の基本 -
空き巣被害は、人々の防犯意識の向上により年々減少しています。
ですが、全ての家が完全な防犯対策ができているとは言えない現状で、空き巣被害がゼロになることはないと言えます。
防犯対策と言っても何から始めたらよいかわからない人も多いでしょう。
まずは空き巣が狙う家を知っておくことが必要です。そして、できることから始めてみてください。
【空き巣が狙う家】
- 留守である
夜間の無灯、車がない、郵便受けに新聞や郵便物が溜まっている、夜間に洗濯物が干してある、電気メーターの変動が少ない。
- 侵入しやすく逃げやすい
窓の鍵が1つだけ、足場になるもの(脚立や室外機など)がある、植木が生い茂っている、塀やフェンスが高い、隣家との間や家の裏側が死角になっている。
- その他
近所付き合いがなく不審者がいても気付かれない、ゴミ出し日以外にゴミが出ている、建物への落書きが目立つ。
空き巣に狙われない家とは、「手間取る」+「時間がかかる」家です。
空き巣が侵入を諦める時間と割合は、5分以内は7割、10分以内は9割に達します。
つまり、最低限10分間の侵入に耐えるだけの防犯対策ができていれば、ほとんどのケースで被害に遭わずに済むでしょう。
以上のことを踏まえて、事後ではなく事前に備えておくことが、防犯対策の基本です。
防犯コラム制作担当:クリックマ
2016/08/26
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